素晴らしい本でした。
- 雑感
天皇陛下が書かれた『テムズとともに』
読ませていただきました。
皇后さまとお二人で訪英されたお姿を見て、読んでみたくなり購入しました。
エッセイ風で読みやすいものでした。
表現が適当かはわかりませんが、天皇陛下にとってはある意味「ローマの休日」のような、自分の定められた人生の中でもひと時の自由を得られた期間だったのだと思います。
留学の初めの期間は自分の留学の時とかぶって、同じようなことを悩んでいたんだなぁ…と嬉しく思いました。
ここで得られた時間・経験・友人は、生涯を通じて忘れられないものになったのだと思います。今回の訪英でも当時の友人と会われていたようですし…。
それにしても先の訪英はチャールズ国王の歓迎ぶりのスケールにはビックリしました。そして天皇皇后両陛下が、通訳を介することなく自由にご歓談している姿を見て、素敵だぁ…と心から思いました。
訪英時のいろいろな写真の中でも、オックスフォードのコレッジの窓からお二人が顔をのぞかせているものが一番素敵でした。
本当に素敵なお二人だと思います。